糸偏の手仕事と草木染め時々自然農そして暮らしにまつわるあれこれ

2018年9月26日水曜日

お誂え



やっと出来た!!
舞の先生からの依頼品です。気に入っていただけると良いのだけど・・ドキドキ。
手紡ぎ木綿の柔らかい布です。

2018年9月15日土曜日

柿渋

作ってみたかった柿渋♪
青柿が手に入ったので、チャレンジ^_^






袋の上から木槌で潰します。

バケツに移して、水を入れます。後は毎日混ぜながら発酵するのを待ちます。
出来上がりが楽しみです。

2018年5月18日金曜日

浴衣


永らく箪笥の肥やしだった絞りの浴衣地

浴衣を教えて欲しいと頼まれて・・
暫く和裁から遠ざかっていたので、
先ずは縫ってみることに。

丁度、舞を習い始めた娘が着てくれました

超ピンボケ!!

日本茜で染める


山へ受講の皆さんと行って、採取した日本茜です。ほんのり赤みがかった根っこ。












良く泥を落として、暫く水に浸けておきます。黄色い色素が水に出て来ています。

この黄色を取って純粋な赤にすべく、昔の人は何日も水に晒したそうです。

黄味がかった赤も美しいですけどね。
赤い色は受講の皆さんの為に置いておいて
写真の黄色いスカーフはこの茜の黄色のみで染めました。これも息を飲む美しさです

横のピンクは以前に染めた茜です。
薄いピンクは木綿、濃い方は絹。
木綿は黄色い色が入らず、絹は黄色も染まるのでオレンジがかっております。

2018年4月16日月曜日

日本茜

日本茜です。
昨年、自生しているのを畑に移植しました
冬の間は、姿がなかったけれど・・ちゃんと生きていましたね。もっと増やして早く染めたいなぁ・・。市販のインドアカネよりずっと澄んだ色に染まります。沢山採取するのは難しいけれど・・少しの量でも良く染まります。草木染めに適さない木綿も麻も!! 絹を染めると黄味がかった色になりますが、木綿はどうも黄色は吸着しないようで、すっきりしたピンクになります。

2018年4月4日水曜日

冬の羊毛仕事、完成


昨年末から、糸を紡いでは編み
紡いでは編み〜と繰り返していたニットの出来上がり〜。

3月中に仕上げてしまいたかったのが・・結局4月になってしまった。しかも袖がない!
でもこれはこれで着れますから
良しとしよう!   袖はまた冬が来たら考えよう。

本当はスピンドルで全部紡ぐつもりだったんだけど・・ぐんぐん暖かくなり、早く終わらせたかったので・・こういう時の強い味方!  糸車です。

2018年3月8日木曜日

余り布で・・。

何かを作ると必ず少し布が残ります。つい何か作れないかなぁ・・と考えてしまう。
先日の舞の衣装・・美しい麻布もやっぱり残りました。で、こんなん作りました。
はおりもの〜^_^  夏のノースリーブワンピなんかにはおると良いんじゃないかなぁ・・。


麻について前の続き・・・。前に苧麻で反物を織った時(本当はおお麻が良かったんだけど日本のおお麻なんて手に入らない) 麻糸って乾燥にとても弱いんです・・すぐ切れてしまう!!霧吹きで湿らせながら織りました。奈良の月ヶ瀬にある奈良晒し保存会、ここは貴重な日本のおお麻を織ってらっしゃる。やはりおお麻も乾燥に弱いらしい・・土間に機が置いてあり、まず水を打ち、その場の湿気を保ちながら織るんだそうですわ。思うに日本の夏は湿気がすごいですね。日本の麻は日本の気候風土に合ってるって事ですかね。
例えば木綿なんかも暑い国の木綿は涼しく出来ているんだとか・・。日本の木綿は繊維が短く空気を含んでふわふわ柔らかくて夏涼しく、冬暖かな布になります。絹も国産の絹はとても品質が良いのです。
でも残念な事に、日本で布を織っている機屋はあるけど、素材の日本産はほぼ皆無です。
食の自給についてはよく議論されますが・・衣の自給はほとんど話題になりませんね〜。
これ・・実は重要なんじゃないか??と思うんだけど〜。衣食住・・衣が食より前にあります。人は衣服なしでは生きられない!!  以外に食より大切?? 何はともあれ・・私は衣の自給を目指すのだ!!  おお麻はお縄になるので育てられない。残念・・。今年も木綿は植えます^_^苧麻は山の畑にいっぱい雑草のように生えている。まだ糸にトライした事ないけど。



2018年3月5日月曜日

お誂え

縦糸がリネン、横糸がヘンプの薄いガーゼのような生地です。
自然派な女子達はリネンが大好きですが・昔は日本で麻といえば大麻(たいまと呼べば悪いイメージがあるので、おおあさと読みましょう・・同じなんだけど)や苧麻です!
リネン=亜麻 ヘンプ=大麻 ラミー=苧麻 他にはジュート(黄麻)、マニラ麻、サイザル麻等・・全部全く違う植物です。
リネンはロシアやヨーロッパが原産でこの辺がおしゃれ女子達に響くのかしら?
リネンの糸になる前を知っていますか? 羊毛や木綿わたのようにふわふわした毛です。
これを糸車で紡ぎます。日本の麻、大麻や苧麻は細く裂いた糸状の繊維です。これを一本一本繋げていって長い糸にします。紡ぐではなく積む(うむ)と言います。

本題から外れていますね・・。
もっと詳しく麻についてはまたの機会に♪

舞の衣装になりました。

古来、絹は人が身につける物、麻(大麻)は神が身につける物と言われておりました。

この麻の衣装でどんな舞を舞われるのでしょう・・・。

2018年2月16日金曜日

冬の手仕事


くるくる編んでた物が出来上がりました^_^





娘(16才)が毎日学校へ持って行くスープポット入れです。





可愛すぎて持って行くの恥ずかしいやて!!

2018年2月15日木曜日

冬の手仕事 


     これはスピンドル(紡ぎコマ)
     このままでは、紡げません。








糸を引っ掛けられるようにナイフで削って、ヤスリをかけて・・オイルを塗ります。


たこ糸をつけて・・。

これでやっと紡げます♪









                           

2018年2月2日金曜日

足踏みミシンでお洋服







私の相棒、ジャノメの足踏みミシン
たまには、こうやって油をさしてあげます。油が切れて来ると足が重〜くなります。






注油終了!!  さて、次の仕事に取り掛かるとしよう!  次は舞の衣装です。

2018年2月1日木曜日

足踏みミシンでお洋服

バリ島の手織りイカットでワンピースの注文がありました。

先ずは、水を通します。

バリ島の暑さを感じさせる華やかな赤です。



できました!!  可愛いワンピース♬ 画像が暗くて残念!!  写真下手なんです。


残った布でショルダーバックも作りました!

可愛いでしょ^_^

昨日、無事 納品しました。

喜んでくれて、私も嬉しいです。


草木染め(臭木編)

昨年秋に採取したクサギです。
クサギは冷凍しておけばいつでも美しい青に染められるありがた〜い染料です!! 見つけたら少しでも持ち帰り、冷凍庫で
溜めておきます。日光堅牢度はイマイチらしいけど・・日にさえ当てなければ何年でも美しい青は醒めません



お鍋に入れて煮出します。

我が家ではこの寒い季節、いつもストーブで煮出しております。暖を取りながらグツグツ20分ほどです。

草木染め(臭木編)

一煎目、薄いですが 青が出ています。








実をすり潰します。
 



          布袋に入れて、二煎目を煮出します。

草木染め(臭木編)

先に媒染します。天然の明礬(ミョウバン)です。溶けにくいので、ペットボトルにお湯を入れてシャカシャカと振って溶かします。
薬局に売っている明礬は化学合成された物で硫酸アルミカリゥムと言います。繊維にとってもいい物ではありません。日本では大分で採れるらしいですが・・工場で合成した方がきっと楽なんでしょうね。国産は見当たらず、これはインド産


一度ぬるま湯に浸けて濡らした羊毛をこの媒染剤に浸けます。これも20〜30分。
臭木は媒染なしでも染められる染料ですが、堅牢性を思うと
媒染するのをお勧めします。染めた後に媒染するでもOkです




    ざっと洗って媒染剤を落とした羊毛を染液に浸け込み、染めます。


冬の手仕事

羊毛3色、ピンクは茜、水色は臭木、黄色はセイタカアワダチソウで染めました。紡ぎコマ(スピンドル)で糸にします。





3色糸の出来上がり〜♪

くるくる〜さて何を編んでいるでしょう^_^

2018年1月27日土曜日

冬の手仕事

この寒い季節も私の手は荒れ知らず♪程よく油を残して手洗いした羊毛をいつも触っているから♪羊毛に含まれる油分はラノリンと言って人間の皮脂に近い成分だそうで、保湿クリームとして売られています。冬の手荒れシーズンの羊毛仕事♪理にかなってますね〜♪

2018年1月26日金曜日

冬の手仕事

今月から冬の手仕事の会やっています。羊毛をスピンドルで糸紡ぎ、最後は何か身に着ける物を編みます。

http://www.nanaironosora.sakura.ne.jp